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IPsec VPNをFIPSモードで設定する

概要 このセクションでは、FIPS モードで IPsec を設定するための設定コマンドについて説明します。

IPsecトンネルは、パブリックネットワークまたは信頼できないネットワークを通過する情報のデバイス認証、機密性、および整合性を提供します。 図 1 に、IPsec VPN トンネルのトポロジーを示します。

図 1: IPsec VPN トンネルのトポロジー

ルーター1でのIPsec VPNサービスの設定

このセクションでは、IPsec VPN用にJunos OSを実行しているルーター1を設定します。

  1. ルーター 1 でサービス セットと VPN ルールを設定します。
    メモ:

    FIPS モードでは、プロンプト コマンドを使用して事前共有キーを設定します。以下のようにシークレットの入力を求められたら、ASCII形式で事前共有キーを入力します。

    prompt services ipsec-vpn ike policy ike_policy1 pre-shared-key ascii-text

  2. ルーター1でインターフェイスを設定します。
  3. ルーター1でルーティングオプションを設定します。

ルーター2でのIPsec VPNサービスの設定

このセクションでは、IPsec VPN向けにJunos OSを実行しているルーター2を設定します。

  1. ルーター 2 でサービス セットと VPN ルールを構成します。
  2. ルーター2でインターフェイスを設定します。
  3. ルーター2でルーティングオプションを設定します。

検証

設定が正常に機能していることを確認します。

目的

IPsec VPNトンネルが作成されていることを確認します。

アクション

crypto-officer@hostname:fips> show services ipsec-vpn ike security-associations detail

crypto-officer@hostname:fips> show services ipsec-vpn ipsec security-associations detail