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例:フルルーティングテーブルのインポートを防止する

Junos OSルーティングポリシーでは、一致条件と終了アクション then acceptが のポリシーを設定し、ポリシーをルーティングプロトコルに適用すると、プロトコルはルーティングテーブル全体をインポートします。この例では、コミット スクリプトを使用してこのシナリオを回避する方法を示します。

要件

この例では、Junos OSを実行しているデバイスを使用しています。

概要とコミット スクリプト

この例では、 import および [edit protocols isis] 階層レベルで設定されたステートメントを[edit protocols ospf]検査して、指定されたポリシーのいずれかに一致条件のない条件がthen accept含まれているかどうかを判断します。このスクリプトは、これらの内部ゲートウェイプロトコル(IGP)にフルルーティングテーブルをインポートすることを防ぎます。

このスクリプトの例は、XSLT と SLAX の両方の構文で示されています。

XSLT 構文

SLAX 構文

構成

手順

手順

スクリプトをダウンロード、有効化、テストするには、以下の手順にしたがっています。

  1. スクリプトをテキスト ファイルにコピーし、 import.xsl または import.slax に名前を付け、デバイス上の /var/db/scripts/commit/ ディレクトリにコピーします。

  2. 以下のテスト構成スタンザを選択し、Ctrl+cを押してクリップボードにコピーします。

    スクリプトの SLAX バージョンを使用している場合は、 階層レベルのファイル名を [edit system scripts commit file] import.slax に変更します。

  3. 設定モードで、 コマンドを load merge terminal 発行して、スタンザをデバイス設定にマージします。

    1. プロンプトで、マウスと貼り付けアイコンを使用して、クリップボードの内容を貼り付けます。

    2. Enter キーを押します。

    3. Ctrl+dを押します。

  4. 設定をコミットします。

検証

コミット スクリプトの実行の検証

目的

スクリプトが想定どおりに動作していることを確認します。

アクション

コマンドの出力をcommit確認します。サンプル設定では、 階層レベルで ステートメントを[edit protocols ospf]設定importします。ポリシーに一致条件のない条件が含then acceptまれているため、スクリプトはエラーを生成し、コミット操作は失敗します。コマンドを発行すると、以下のcommit出力が表示されます。