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例:Opスクリプトを使用したDNSホスト名情報の表示

この例では、op スクリプトを使用して、ネットワーク内のデバイスの DNS(ドメイン名システム)情報を表示します。

要件

この例では、Junos OSを実行しているデバイスを使用しています。

概要と運用スクリプト

このスクリプトは、ネットワーク内のデバイスの DNS 情報を表示します。現在使用しているデバイスのDNS情報を show host hostname 表示するためにホスト名やIPアドレスを入力する必要がないため、このスクリプトではコマンドが若干改善されます。

コマンドに相当する show host hostname Junos 拡張マークアップ言語(XML)はありません。そのため、このスクリプトはshow host hostnameリモート プロシージャ コール(RPC)を使用するのではなく、 コマンドを直接使用します。

スクリプトは2つの異なるバージョンで提供され、1つは要素を <xsl:choose> 使用し、もう1つは関数を jcs:first-of() 使用します。どちらのバージョンも同じ引数を受け取り、同じ出力を生成します。各バージョンは、XSLT と SLAX の両方の構文で示されています。

<xsl:choose>要素を使用した XSLT 構文

jcs:first-of()関数を使用した XSLT 構文

<xslを使用したSLAX構文:選択>要素

jcs:first-of()関数を使用したSLAX構文

構成

手順

手順

スクリプトをダウンロード、有効化、テストするには、以下の手順にしたがっています。

  1. XSLT または SLAX スクリプトをテキスト ファイルにコピーし、該当する場合は hostname.xsl または hostname.slax に名前を付け、デバイス上の /var/db/scripts/op/ ディレクトリにコピーします。

  2. 設定モードでは、 階層レベルに ステートメントを file 、必要に [edit system scripts op] 応じて hostname.xsl または hostname.slax を 含めます。

  3. コマンドを commit and-quit 発行して設定をコミットし、動作モードに戻ります。

  4. 運用モード コマンドを発行して、op スクリプトを op hostname <dns (hostname | address)> 実行します。

検証

コミット スクリプトの実行の検証

目的

スクリプトが想定どおりに動作していることを確認します。

アクション

オプションなしで動作モードコマンドをop hostnamedns発行すると、ローカルデバイスのDNS情報が表示されます。

コマンドを op hostname dns hostname 発行すると、指定されたデバイスのDNS情報が表示されます。

コマンドを op hostname dns address 発行すると、指定されたアドレスのDNS情報が表示されます。