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request diagnostics tdr

構文

説明

指定されたインターフェイスで時間領域反射測定法(TDR)診断テストを開始します。このテストでは、ツイストペアイーサネットケーブルの障害を特徴付け、特定します。たとえば、壊れたツイストペアを検出し、ブレークまでのおおよその距離を提供できます。また、極性スワップ、ペアスワップ、および過度のスキューも検出できます。

TDRテストは、次のスイッチとインターフェイスでサポートされます。

  • EX2200、EX3200、EX3300、EX4200スイッチ—RJ-45ネットワークインターフェイス。TDR テストは、管理インターフェイスおよび SFP インターフェイスではサポートされていません。

  • EX6200およびEX8200スイッチ—ラインカード上のRJ-45インターフェイス。

メモ:

TDR テストは、テスト対象のインターフェイスにトラトラフィックがないときに実施することを推奨します。

TDRテストの結果は、 コマンドで show diagnostics tdr 表示します。

オプション

abort

指定されたインターフェイスで現在進行中の TDR テストを停止します。結果は報告されず、以前の結果があればクリアされます。

interface-name

インターフェイスの名前。

start

指定されたインターフェイスで TDR テストを開始します。

必要な権限レベル

メンテナンス

出力フィールド

表 1 に、このコマンドの出力フィールド request diagnostics tdr を示します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。

表 1: 要求診断 TDR 出力フィールド

フィールド名

フィールドの説明

テストステータス

TDRテストリクエストのステータスに関する情報:

  • 管理者ダウン interface-name- インターフェイスは管理上ダウンしています。TDR テストは、管理上ダウンしているインターフェイスでは実行できません。

  • インターフェイス interface-name が見つかりません—インターフェイスが存在しません。

  • テストが正常に実行されました interface-name- インターフェイスでテストが正常に開始されました。コマンドで show diagnostics tdr テスト結果を表示できます。

  • VCT はサポートされていません interface-name- インターフェイスで TDR テストはサポートされていません。

サンプル出力

診断依頼 TDR 開始インターフェイス ge-0/0/19

リリース情報

Junos OS リリース 9.0 で導入されたコマンド。