request system recover
構文
request system recover (junos-volume | oam-volume)
説明
このコマンドは,システムの指定されたボリュームを回復するために使用します。
ゲストネットワーク機能(GNF)は、 コマンドの request system
オプションをサポートしrecover
ていません。GNFの詳細については、 Junosノードスライシングのコンポーネントを参照してください。
オプション
junos-volume |
リカバリする /junos ボリュームを指定します。 /junos ボリュームはメインドライブであり、構成情報やログなど、デバイスの日常的な運用に必要なすべてのソフトウェアとファイルが含まれています。/junos ボリュームには、Junos OS とアップグレードされた FreeBSD の新機能である非リカバリスナップショットも含まれています。非回復スナップショットは、障害が発生したシステムの回復には使用できません。 |
oam-volume |
リカバリする /oam ボリュームを指定します。コンパクトフラッシュドライブは /oam ボリュームであり、リカバリスナップショットバックアップ情報を格納します。 /junos ボリュームに障害が発生した場合は、 /oam ボリュームを使用してシステムをブートできます。 /oam ボリュームには、 コマンドで |
詳細な情報
/junos ボリュームで起動しているときに /junos ボリュームを回復しようとすると、エラーメッセージが表示されます。
/junos ボリュームをリカバリするには、次の手順を実行します。
/oam ボリュームを回復します。
user@host> request system recover oam-volume
/oam ボリュームで再起動します。
user@host> request system reboot oam-volume
必要な権限レベル
ビュー
サンプル出力
- システムに junos-volume のリカバリーを依頼する(/junos ボリュームでの起動時)
- システムに junos-volume のリカバリーを依頼する(/oam ボリュームでの起動時)
- システム・リカバリーの要求 OAM-VOLUME
システムに junos-volume のリカバリーを依頼する(/junos ボリュームでの起動時)
user@host> request system recover junos-volume ERROR: You are currently running on the Junos volume ERROR: A recovery of the Junos volume is not possible
システムに junos-volume のリカバリーを依頼する(/oam ボリュームでの起動時)
user@host> request system recover junos-volume NOTICE: Recovering the Junos volume ... ada0p3 deleted ada0 created ada0p1 added bootcode written to ada0 ada0p3 added ada0p2 added /dev/gpt/junos: 20303.9MB (41582448 sectors) block size 32768, fragment size 4096 using 33 cylinder groups of 626.22MB, 20039 blks, 80256 inodes. super-block backups (for fsck_ffs -b #) at: 192, 1282688, 2565184, 3847680, 5130176, 6412672, 7695168, 8977664, 10260160, 11542656, 12825152, 14107648, 15390144, 16672640, 17955136, 19237632, 20520128, 21802624, 23085120, 24367616, 25650112, 26932608, 28215104, 29497600, 30780096, 32062592, 33345088, 34627584, 35910080, 37192576, 38475072, 39757568, 41040064 NOTICE: Junos volume recovered
システム・リカバリーの要求 OAM-VOLUME
user@host> request system recover oam-volume NOTICE: Recovering the OAM volume ... ada1p2 deleted ada1 created ada1p1 added bootcode written to ada1 ada1p2 added /dev/gpt/oam: 3831.6MB (7847136 sectors) block size 32768, fragment size 4096 using 7 cylinder groups of 626.09MB, 20035 blks, 80256 inodes. super-block backups (for fsck_ffs -b #) at: 192, 1282432, 2564672, 3846912, 5129152, 6411392, 7693632 Verified oam signed by PackageProductionEc_2017 method ECDSA256+SHA256 Installing OAM volume contents ... The OAM volume is now installed NOTICE: Creating a recovery snapshot on the OAM volume ... Creating image ... Compressing image ... Image size is 1717MB Recovery snapshot created successfully NOTICE: OAM volume recovered
リリース情報
Junos OS リリース 15.1 で導入されたコマンド。
Junos OSとアップグレードされたFreeBSDを使用するすべてのプラットフォームで導入されたコマンド。どのリリースでどのプラットフォームが Junos OS とアップグレードされた FreeBSD を使用しているかを確認するには、 Feature Explorerを参照し、「 」と入力し freebsdて、[ Junos カーネルを FreeBSD 10+ にアップグレードする] を選択してください。