show system autorecovery state
構文
show system autorecovery state
説明
このコマンドは、チェックを実行し、すべての自動回復されたアイテムの状態を表示します。
FreeBSD リリース 12 以降を実行しているデバイスでは、自動回復機能を使用してデータをバックアップすることはできません。代わりに、スナップショットを使用してデータをバックアップします。デバイスが FreeBSD リリース 12 以降を実行しているかどうかを確認するには、 コマンドを発行 show version
し、モジュール名で文字列を探します fbsd_builder_stable
。文字列に 12 以降の数字が含まれている場合、デバイスは FreeBSD リリース 12 以降を実行しています。
必要な権限レベル
ビュー
出力フィールド
表 1 に、このコマンドの出力フィールド show system autorecovery state
を示します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。
フィールド名 |
フィールドの説明 |
---|---|
|
自動リカバリー チェックを実行するファイルの名前。 |
|
自動リカバリー検査が実行されるディスク・パーティション。 |
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ファイルまたはスライスの自動リカバリー情報が保存されたかどうかを示します。 |
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ファイルの整合性チェックの状態 (成功または失敗) を表示します。 |
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アイテムの状態、またはそのアイテムに対して実行する必要があるアクションを表示します。 |
サンプル出力
システムの自動回復状態を表示する
user@host> show system autorecovery state Configuration: File Recovery Information Integrity Check Action / Status rescue.conf.gz Saved Passed None Licenses: File Recovery Information Integrity Check Action / Status JUNOS282736.lic Saved Passed None JUNOS282737.lic Not Saved Not checked Requires save BSD Labels: Slice Recovery Information Integrity Check Action / Status s1 Saved Passed None s2 Saved Passed None s3 Saved Passed None s4 Saved Passed None
リリース情報
Junos OSリリース15.1X49-D35で導入されたコマンド。