SFP+搭載10ギガビットイーサネットLAN/WAN PICでのCoSの概要
SFP+対応の10ギガビットイーサネットLAN/WAN PICは、データセンターや高密度コアアップリンクなどのアプリケーションにおけるオーバーサブスクライブトラフィックのインテリジェントな処理をサポートします。SFP+対応の10ギガビットイーサネットLAN/WAN PICは、各ポートグループから5つの10ギガビットイーサネットポートのラインレート動作、または50 Gbpsのパケット転送エンジン帯域幅で合計100 GbpsのWAN帯域幅をサポートします。
このPICのフロントパネルラベルには「ETHERNET 10GBASE-SFP+ LAN-WAN」と記されており、モデル番号PD-5-10XGE-SFPPでも識別できます。以下、これを10ギガビットイーサネットLAN/WAN PICと呼びます。
10ギガビットイーサネットLAN/WAN PICのCoS(サービスクラス)設定は、スタンドアロンのT640およびT1600コアルーター、およびルーティングマトリクスのT640およびT1600ルーターでサポートされています。10ギガビットイーサネットLAN/WAN PICは、BA(動作集約)と固定分類、2つのキュー優先度(低と厳密高)による加重ラウンドロビンスケジューリング、キュー単位でのコミット情報レートシェーピングとピーク情報レートシェーピング、余剰帯域幅を割り当てるための超過情報レート設定をサポートしています。
これらの機能を設定するには、[]階層レベルに対応するCoS(サービスクラス)ステートメントを含めますedit class-of-service
。10ギガビットイーサネットLAN/WAN PICでサポートされているCoSステートメントを 表1に示します。
CoSステートメント |
サポート |
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いいえ |
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いいえ |
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いいえ |
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はい |
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はい |
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はい |
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はい |