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LDP信号LSPのためのMPLS TTL伝搬の柔軟性

より詳細なレベルでの有効期限 (TTL) 伝播の無効化がサポートされています。LDPシグナルのラベルスイッチパス(LSP)専用のTTL伝搬を無効にすることができます。ルートが非常に長い場合は、TTL 伝送を無効にして、パケットがパスを通過している間に TTL が期限切れにならないようにします。この機能により、ネットワーク トポロジを非表示にする柔軟性も高まります。

LDPシグナル化されたLSPのTTL伝搬を無効にするには、 [edit protocol ldp] 階層レベルでno-propagate-ttlステートメントを使用します。

注:

トップラベルのTTL値がエグレスノードでボトムラベルのTTL値より小さい場合、Junos OSはTTL値をトップラベルからボトムラベルにコピーします。この場合、no-propagate-ttlが設定されていてもTTL値が下に伝搬される可能性があります。

[ no-propagate-ttlを参照してください。

目的

目的は、[edit protocol ldp]階層で no-propagate-ttl オプションの設定と機能をサポートすることです。

LDP 伝搬 TTL 設定なし

次のコマンドを実行すると、LDP は no propagate TTL 動作に従います。

このコマンドでグローバル no-propagate-ttl オプションを設定しても、動作に変更はありません。

no-propagate-ttl オプションは、独立した RSVP LSP には影響しません。ただし、LDPoRSVP でこのオプションを使用する場合、RSVP LSP の TTL アクションによって TTL 伝搬動作が決まります。

つまり、ルーターがLDPoRSVP LSPのLDPおよびRSVPのイングレスノードとして機能している場合、RSVP LSPに no-decrement-ttl を設定すると、LDPoRSVPはTTLを伝送しないということです。また、RSVP LSP に no-decrement-ttl オプションを設定しない場合、TTL が伝搬されます。