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イーサネットフレーム遅延測定をサポートするようにスイッチの MEP インターフェイスを構成する (CLI 手順)

イーサネットフレーム遅延測定は、パフォーマンス統計を提供したり、SLA(サービスレベル契約)をサポートまたは異議を唱えたりする場合に便利なツールです。デフォルトでは、イーサネットフレーム遅延測定はタイムスタンプと遅延の計算にソフトウェアを使用します。EXシリーズスイッチを設定して、イーサネットインターフェイスでイーサネットフレーム遅延測定を実行および表示できます。スイッチは、ソフトウェア支援タイムスタンプをサポートしています。

スイッチでイーサネットフレーム遅延測定をサポートするように MEP インターフェイスの設定を開始する前に、以下を確認してください。

  • 運用、管理、保守(OAM)接続障害管理(CFM)を正しく構成

  • 分散定期パケット管理(PPM)が有効(分散型PPMはデフォルトで有効)

イーサネットフレーム遅延測定をサポートするようにスイッチの MEP インターフェイスを設定するには:

monitor ethernet delay-measurement 運用モードコマンドを発行して、イーサネットフレーム遅延測定を有効にします。このコマンドでは、1 つの測定タイプ (一方向または双方向測定) を指定し、ピア MEP のユニキャスト MAC アドレスまたはその数値識別子を指定する必要があります。

オプションで、以下のパラメーターを指定することもできます。

  • ピア MEP に送信するフレームの数 (count count)

  • フレームの送信間隔の待機秒数(wait time)

  • 遅延測定要求フレームの優先度値(priority value)

  • リクエストパケットのデータTLV内のデータのサイズ(size value)

  • リクエストパケットへのセッションID TLV挿入抑制(no-session-id-tlv)