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22.4R3-S1の変更点
MXシリーズルーターのこのリリースでの変更点について説明します。
一般的なルーティング
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Non-revertive switchover for sender based MoFRR— Junos の初期リリースでは、ソースベースの MoFRR により、プライマリ パスまたはセッションが復元されたときに、トラフィックがバックアップ パスからプライマリ パスに戻るように指定されていました。この復帰により、トラフィックが失われる可能性があります。Junos OS 22.4R3-S1 以降、ソースベースの MoFRR はプライマリ パスに戻りません。つまり、バックアップ パスのトラフィック フローレートが で
protocols mvpn hot-root-standby min-rate
設定されたしきい値を下回らない限り、トラフィックはバックアップ パスを通過し続けます。最小レートを表示
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Show active forwarding session for sender based MoFRR
show multicast route extensive
— コマンドは、ソースベース MoFRR の場合のアクティブな転送セッションを表示します。[セッションステータス:アップおよび転送]フィールドは、特定のセッションが現在トラフィックを転送していることを示します。show multicast routeを参照してください。
Vpn
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Increase in revert-delay timer range
revert-delay
- タイマー範囲が 20 秒から 600 秒に増加します。最小レートを表示
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Configure min-rate for IPMSI traffic explicitly- ソースベースの MoFRR シナリオでは、 の下で
set routing-instances protocols mvpn hot-root-standby min-rate
を設定するipmsi-min-rate
ことで、IPMSI トラフィックの最小レートしきい値を明示的に設定できます。構成されていない場合、既存のmin-rate
トラフィックは IPMSI トラフィックと SPMSI トラフィックの両方に適用されます。最小レートを表示