ポート セキュリティ イベントの自動リカバリーの設定
recovery-timeout
ステートメントを設定することで、MAC 制限、MAC 移動制限、またはストーム制御条件によって無効化されたインターフェイスをデバイスに自動的に復元させることができます。
EXおよびQFXシリーズ:
[edit interfaces interface-name unit 0 family ethernet-switching]
user@switch# set recovery-timeout 60
MXシリーズ:
[edit interfaces interface-name unit 0 family bridge]
user@switch# set recovery-timeout 60
インターフェイスは、次のポートセキュリティまたはストーム制御設定のいずれかの結果としてシャットダウンまたは無効化される場合があります。
ストーム制御:
storm-control
ステートメントは、使用しているプラットフォームに応じて、action-shutdown
ステートメントまたはアクションshutdown
で設定されます。MAC 制限—(MX シリーズ ルーターではサポートされていません)
mac-limit
ステートメントは、使用しているプラットフォームに応じて、action-shutdown
ステートメントまたはアクションshutdown
で設定されます。MAC 移動制限—(MX シリーズ ルーターではサポートされていません)
mac-move-limit
ステートメントは、使用しているプラットフォームに応じて、action-shutdown
ステートメントまたはアクションshutdown
で構成されます。
デフォルトはないため、 ステートメントが明示的に設定されていない限り、clear コマンドを実行してインターフェイスを手動で復元する必要があります。
EXシリーズスイッチの場合は、次のコマンドを実行します。
clear ethernet-switching recovery-timeout
MXシリーズルーターの場合は、次のコマンドを実行します。
clear bridge recovery-timeout