サービス名テーブルへのサービスの割り当てと、クライアント要求にゼロ以外のサービス名タグが含まれている場合に実行されるアクションの設定
ルーター上のすべての PPPoE サービス名テーブルで、およびサービス エントリーを除くempty
any
、最大 512 個の名前付きサービス エントリーを設定できます。指定されたサービスは、アクセス コンセントレータまたは PPPoE サーバーとして機能するルーターがサポートできる PPPoE クライアント サービスを指定します。必要に応じて、一致する名前付きサービス(サービス名タグ)を含む PADI パケットを受信したときに、PPPoE 基本インターフェイスが実行するアクションを設定できます。
クライアント要求にサービスを提供できることを示すために、インターフェイスは PADI パケットに応答して PADO パケットを返します。デフォルトでは、インターフェイスは直ちに要求に応答します。これはアクションですterminate
。または、PADIパケットを無視する(ドロップする)アクションを設定するかdelay
、PADIパケットの受信とPADOパケットの送信の間の遅延を設定するアクションを設定drop
できます。
(オプション)PPPoE サービス名テーブルに名前付きサービスを設定するには、以下のいずれかを実行します。
テーブルにサービス名を割り当てます。アクションは
terminate
、デフォルトでサービスに適用されます。[edit protocols pppoe service-name-tables table1] user@host# set service gold-service
PPPoE クライアントからの PADI パケットに応答してサービスに対して実行されるアクションを指定します。
[edit protocols pppoe service-name-tables table1] user@host# set service gold-service delay 25
また、名前付きサービスを設定する際に、以下のオプションタスクを実行することもできます。
ACI(エージェント回線識別子)とARI(エージェントリモート識別子)情報を指定して、一致するACI/ARI情報を持つPADIパケットを受信した際に、PPPoEの基礎となるインターフェイスが実行するアクションを決定します。
ルーターが動的PPPoE加入者インターフェイスをインスタンス化する動的プロファイルおよびルーティングインスタンスを指定します。
指定された名前付きサービスでルーターが確立できるアクティブなPPPoEセッションの数を制限します。