VLAN タギングの有効化
Junos OSは、802.1Q VLAN(仮想ローカルエリアネットワーク)タグを持つルーティングされたイーサネットフレームの受信と転送をサポートし、802.1Qタグ付きインターフェイス上でVRRP(仮想ルーター冗長プロトコル)を実行します。VPLSが正しく機能するためには、 階層レベルに ステートメントを含めることで、802.1Q VLANタグを持つフレームを vlan-tagging
受信および転送するようにルーターを [edit interfaces interface-name]
設定します。
[edit interfaces interface-name] vlan-tagging;
ギガビット イーサネット インターフェイスは、パーティション分割できます。異なる論理インターフェイスを最大 4,095 個(VLAN ごとに 1 つずつ)割り当てることができますが、1 つのギガビット イーサネットまたは 10 ギガビット イーサネット ポートでは最大 1024 個の VLAN に制限されます。ファスト イーサネット インターフェイスは、最大で以下のパーティション分割も可能です。
4ポートFE PIC用1024論理インターフェイス
M7i ルーター上の 2 ポート固定インターフェイス カード(FIC)用の 1024 論理インターフェイス
M40e ルーター用の 16 個の論理インターフェイス
表 1 は、インターフェイス タイプ別の VLAN ID 範囲を示しています。
インターフェイス タイプ |
VLAN ID 範囲 |
---|---|
ファストイーサネット |
512~1023 |
ギガビット イーサネット |
512~4094 |