export-profile (Junos Telemetry Interface)
構文
export-profile name { dscp value; format file-format; forwarding-class (assured-forwarding | best-effort | expedited-forwarding | network-control); local-address ip-address; local-port source-port-number; loss-priority (high | low | medium-high | medium-low); <payload-size bytes>; reporting-rate seconds; transport protocol-name; }
階層レベル
[edit services analytics]
説明
Junos テレメトリ インターフェイス センサーを介して生成されたデータのエクスポート プロセスのパラメーターを構成します。1 つ以上のエクスポート プロファイルを作成できます。各プロファイルは、データをモニターおよびストリーミングするシステム・リソースを定義する 1 つ以上のセンサーに関連付けることができます。特定のセンサー設定に関連付けることができるエクスポート プロファイルは 1 つだけです。
IP レイヤーは、エクスポートされたデータをリモート サーバーに配信します。エクスポート・プロファイル構成では、エクスポートされたデータの形式、トランスポート・プロトコル、システムがデータを生成するレート、およびエクスポートされたパケットのトランスポート・ヘッダーを定義するために使用するローカル送信元ポートと IP アドレスを指定できます。
Junos Telemetry Interfaceを有効にするには、データを監視およびストリーミングするシステムリソースのパラメーターを定義するセンサーと、データを収集するサーバーも構成する必要があります。センサーを設定するには、 階層レベルで ステートメントを含め sensor sensor-name
ます [edit services analytics]
。データ コレクターとして機能するサーバーを構成するには、階層レベルでステートメントを記述し streaming-server server-name
ます [edit services analytics]
。
Junos Telemetry Interfaceは、Junos OSリリース15.1F3で、MPC1からMPC6Eまでのインターフェイスが設定されたMXシリーズルーター、およびFPC3でインターフェイスが設定されたPTXシリーズルーターで導入されました。Junos OS リリース 15.1F5 以降、Junos Telemetry Interface は、MX シリーズ ルーターの MPC7E、MPC8E、MPC9E でもサポートされます。
Junos OS リリース 16.1R3 以降、PTX シリーズ ルーター上の FPC1 および FPC2 もサポートされます。
Junos OS Release 17.2R1以降では、QFX10000スイッチとPTX1000ルーターもサポートされています。
オプション
name | エクスポートプロファイルの名前。
メモ:
このエクスポートプロファイルを設定済みのセンサーに関連付けるには、 |
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dscp value | エクスポートするパケットの DSCP 値を指定します。
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format | エクスポートするデータの構造を定義する形式を指定します。
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forwarding-class (assured-forwarding | best-effort | expedited-forwarding | network-control) | (パケット転送エンジンセンサーのみ)エクスポートするパケットの転送クラスを指定します。
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loss-priority (high | low | medium-high | medium-low) (MX Series only) | エクスポートされたパケットの損失の優先度を指定します。損失の優先度の設定は、輻輳発生時にネットワークからドロップされるパケットを決定するのに役立ちます。 |
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local-address ip-address | エクスポートされたパケットの送信元アドレスを指定します。 |
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local-port number | エクスポートするパケットの送信元ポートを指定します。 |
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payload-size bytes (Optional) | エクスポートするパケットの最大サイズを指定します。
メモ:
このオプションは
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reporting-rate seconds | Junos Telemetry Interface センサーが、コレクターにエクスポートするデータを生成する間隔を指定します。 構成された間隔が経過すると、センサーによって収集された最新のサンプルが収集され、データを収集するように構成されたサーバーに転送されます。
メモ:
パケット転送エンジンセンサーの場合、最小報告レートは2秒です。
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transport protocol-name | IP パケットでテレメトリ データを伝送するために使用するトランスポート プロトコルを指定します。
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必要な権限レベル
interface—設定でこのステートメントを表示します。
interface-control—設定にこのステートメントを追加します。
リリース情報
Junos OSリリース15.1F3で導入されたステートメント。
payload-size bytes
Junos OS リリース 16.1R3 で導入された オプション。
loss-priority
MXシリーズルーターのみのJunos OSリリース17.3R1で導入されたオプション。
仮想MXシリーズ(vMX)ルーター向けのJunos OSリリース17.4R1で導入されたステートメント。