OpenStack でイメージフレーバーを作成する
開始する前に、OpenStack をインストールしていることを確認してください。詳細については、 OpenStack インストール ガイド を参照してください。
OpenStack は、インストールされたイメージとフレーバーと呼ばれる VM テンプレートに基づいて、イメージのインスタンスを起動 します。フレーバーにより、vSRX 仮想ファイアウォール イメージのメモリ、vCPU、ストレージの要件が設定されます。Horizon GUI または OpenStack nova
コマンドを使用して、vSRX 仮想ファイアウォール VM の種類を作成できます。vSRX 仮想ファイアウォール VM のソフトウェア要件仕様については、 Contrail 上の vSRX の要件を参照してください。
OpenStack の NUMA ノード トポロジー プロパティに複数のホスト NUMA ノード間でインスタンスの vCPU を分散させる行 hw:numa_nodes=2
が含まれている場合、vSRX 仮想ファイアウォール上のパケット転送エンジン(PFE)が応答しなくなる可能性があります。PFE が正しく機能するように OpenStack から行を削除 hw:numa_nodes=2
することをお勧めします。
ホライズンを使用してvSRX仮想ファイアウォールのイメージフレーバーを作成
OpenStack は VM テンプレート(フレーバー)を使用して、イメージのメモリ、vCPU、ストレージの要件を設定します。OpenStack にはデフォルトのフレーバーセットが含まれていますが、vSRX 仮想ファイアウォールイメージの要件に合わせてフレーバーを作成することをお勧めします。
ホライズンを使用してvSRX仮想ファイアウォールのイメージフレーバーを作成するには、
Nova CLIを使用してvSRX仮想ファイアウォールのイメージフレーバーを作成する
CLI コマンドを使用して vSRX 仮想ファイアウォールのイメージ・フレーバーを作成するには、以下の手順に nova
従います。
次の例では、4096 MB の RAM、2 個の vCPU、最大 20 GB のディスク ストレージを備えた vSRX 仮想ファイアウォールの構成を作成します。
$ nova flavor-create --is-public true vsrx_flavor auto 4096 20 2