ジュニパーネットワークス、Wi-Fi 7に対応し、 業界をリードするAIネイティブネットワーキングプラットフォームを拡張

Wi-Fi 7に対応した新しい高性能なアクセスポイントとスイッチがAI for Networking、および セキュアでサスティナブルの機能と融合し、卓越したエクスペリエンスを実現

セキュアなAIネイティブネットワーキングのリーダーであるジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は、同社のAIネイティブネットワーキングプラットフォームにおいて主要な機能強化を行ったことを発表しました。これによりお客様とパートナーは、従来のWi-Fiのバージョンと比べてスループットの高速化、レイテンシの改善、通信距離の延伸、および信頼性の向上が見込まれる次世代規格802.11be(Wi-Fi 7)を最大限に活用できるようになります。受賞歴のあるジュニパーのMist™ AI、クラウドネイティブなネットワーキングおよびセキュリティサービスと新しいWi-Fi 7アクセスポイント(AP)およびハイパワーキャンパスEXスイッチが組み合わせることで、市場をリードするジュニパーの有線・無線LANアクセスソリューションは、Wi-Fi 7の潜在能力を最大限に引き出すと同時に、シームレスでコスト効率に優れ、より持続可能な最先端の無線テクノロジーへの移行を可能にします。

本日の発表

Wi-Fi 7には、卓越したパフォーマンスと拡張性を備えたアクセスポイント(AP)やスイッチだけでなく、最新のWi-Fi規格に移行可能で、継続的にユーザーエクスペリエンスの向上が保証される堅牢なAIOpsやセキュアアクセスが必要です。ジュニパーは、クラウド型の有線・無線LAN、Mist AIの各分野で業界をリードしてきましたが、AIネイティブネットワーキングプラットフォームをさらに拡張し、Wi-Fi 7のメリットを享受するさまざまなイノベーションを提供します。

新しいAP47シリーズのアクセスポイントは、Wi-Fi 7専用に設計された高度なAIを搭載し、位置情報サービスを統合した、高性能なWi-Fi 7を提供します。このフラッグシップとなる屋内用APは、高密度環境や増大するモビリティ需要に対応するために、高速でセキュアかつ耐障害性に優れた無線LANを必要とする企業に最高のパフォーマンスを提供します。

  • AP47は、デュアル5GHzまたはデュアル6GHzでの動作とスキャン専用の無線をサポートする、トライバンドの第4の無線を搭載したアクセスポイントです。
  • Wi-Fi 7専用に開発されたAIドリブンRRMは、チャネル/電波強度/マルチリンクの動作設定を自動化することで学習を強化し、Wi-Fi 7の容量を最適化するフラッグシップとなる機能です。
  • さらに、デュアルBluetooth LE(BLE)無線と超広帯域(UWB)を独自に備えたコンバージドWi-Fi/IT/OT/IoTのゲートウェイとして機能することで、ビジネスにより多くの価値とエクスペリエンスをもたらす新たなアプリケーションを実現します。
  • 2つの10Gbpsイーサネットポートは、データと電波強度の両方に高可用性とシームレスなフェイルオーバーを提供します。
  • お客様のさまざまな要件に対応するため、以下の3つのモデルをご用意しています。
  • 無指向性アンテナ一体型のAP47、指向性アンテナ一体型のAP47D、外部アンテナ用コネクタを備えたAP47Eです。

AP47は、ジュニパーのマイクロサービスクラウドアーキテクチャを基盤としており、大規模なデジタル変革への取り組みやIoT接続、パーソナライズされた位置情報サービスの基盤として利用できます。

ジュニパーは、BLEとともにUWB位置情報技術をAP47に直接統合することで、業界最高水準の高精度なリアルタイムの位置情報を備え、OT/IoTのユースケースを実現する強力なゲートウェイを実現します。

ハイパワーEXシリーズスイッチは、Wi-Fi 7のスピードと容量を最大限に引き出し、ネットワークインフラの持続可能性を向上させます。

ジュニパーは新たにEX4400-48MXPおよびEX4400-48XPスイッチを提供します。

  • Wi-Fi 6EおよびWi-Fi 7 APなどのハイパワーデバイスのサポート、マルチギガビットポートの密度向上、運用コストの削減を実現するAIネイティブおよびクラウドネイティブなアーキテクチャにより有線・無線インフラを刷新します。
  • IT運用を効率化し、ユーザーとデバイスにより優れたエクスペリエンスを提供します。
  • EXシリーズスイッチの新たなファミリーは、最大3,600Wの電力をサポートする、唯一のAIネイティブおよびクラウドネイティブなスイッチングソリューションであり、よりハイパワーなIoTデバイスの普及と、高性能Wi-Fi 7アクセスポイントへの移行を可能にします。

Juniper Mistのクラウドを経由して管理される、これらのハイパワーEXシリーズスイッチでスマート照明を備えたスマートビルを導入・管理することで、その持続可能性が高まります。電力はビルの電力インフラからではなくスイッチから直接供給できるため効率が良く、フロアやエリアが使用されなくなった場合にはビルシステムを停止するPoEステータスが自動化されます。この機能により拡張性、俊敏性、自動化が提供され、より優れたユーザーエクスペリエンスが得られます。

EXシリーズスイッチファミリーも新たなユースケースに対応するため、温度や環境に耐久性の高いモデルのシリーズを追加しました。新たに強化されたEX4100-Hスイッチシリーズは、高振動や衝撃などの過酷な条件下や、広範囲の温度変化にも耐えることができ、スマートシティやファクトリーオートメーション、その他Wi-Fi 6/6Eを活用している厳しい環境での屋外使用に最適なソリューションであり、Wi-Fi 7への移行が期待されています。

最も優れたAIネイティブな有線・無線ネットワーキングソリューション

ジュニパーは、最新の2024年版Gartner® Magic Quadrant™(ガートナーマジッククアドラント)において、エンタープライズ向け有線・無線LANインフラ部門において「ビジョンが最も優れ、実行能力が最も高い」ベンダーに位置付けられています。また、付属レポート「Gartner Critical Capabilities for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure(ガートナー・クリティカル・ケイパビリティ・フォー・エンタープライズ有線・無線LANインフラ)」では、有線・無線の5つのユースケースすべてで最高得点を獲得しています。

受賞歴のあるジュニパーのAIOpsは、新しいWi-Fi 7環境を含む急速に進化するITネットワークの複雑さを緩和する上で、ますます重要な役割を担っています。ITチームは、AIネイティブな基盤を活用し、AIと自動化されたアクションを駆使して問題を迅速に発見、隔離、解決し、Day0(設計)からDay2(運用)までのプロセスをより簡単にすることが可能になります。

Juniper Mist Wired AssuranceMarvis™仮想ネットワークアシスタント(VNA)は、カスタマイズ可能なサービスレベル、ダイナミックPCAP(パケットキャプチャ)、デジタルエクスペリエンスツイン、対話型インターフェイスなど独自の有線運用機能を提供し、有線ユーザー、デバイス、運用担当者のエクスペリエンスを最大化します。

Juniper Mist Access Assuranceは、ネットワークアクセスを制御および監視する堅牢なセキュリティ対策を提供することで、Wi-Fi 7ネットワークを強化します。Wi-Fi 7ネットワークでは、より高速かつより多くの接続デバイスが増えるため、機密データやリソースを保護し、セキュリティ体制を確保する効果的なネットワークアクセス制御が不可欠になります。

さらに、当社が最近提供を開始したAIケアサービスは、AIの力を活用して、サポートモデルを手動の事後対応型から自動化された事前対応型へと変革します。

ジュニパーの有線・無線LANソリューションは、業界最高水準のアクセスポイント(AP)とスイッチに加えて、独自のAIネイティブなクラウド型サブスクリプションサービス提供することで、企業への最速の導入と、最も簡単な管理方法を提供します。

お客様の声

ユージーン学区4Jシニアネットワークエンジニアのベン・シャピロ(Ben Shapiro)氏は、次のように述べています。

「今回ジュニパーが発表したWi-Fi 7テクノロジーは、同社のAIネイティブネットワーキングプラットフォームとの組み合わせにより、当学区のネットワークの未来にとって転換点となり、学生の学習向上に新たな可能性をもたらします。低遅延で大容量、かつAIを活用した運用の組み合わせにより、リアルタイムのコラボレーション、バーチャルラボ、デジタルリソースへのスムーズなアクセスが可能となり、教室における学生のテクノロジー活用のあり方を変革する可能性を秘めています。ジュニパーのビジョン、IT運用の簡素化とエンドツーエンドでの接続の信頼性への取り組みは、進化するネットワーク需要に対応し、これらの先進機能をフルに活用する自信を与えてくれます」

650 Group創設者兼テクノロジーアナリストのクリス・デピュー(Chris DePuy)氏は、次のように述べています。

「ジュニパーのAIネイティブな有線・無線ソリューションの自動化により、導入が加速されると同時に、ネットワーク関連のトラブルチケットが大幅に削減されます。ジュニパーは、AIネイティブなWi-Fi 7など、業界初のAIネイティブネットワーキングプラットフォームをさらに拡張することで、卓越したスケール、アジリティ、セキュリティを提供するネットワーキングを実現します」

ジュニパーネットワークスキャンパスおよびブランチ製品担当GVPのサディア・マッタ(Sudheer Matta)は、次のように述べています。

「今回の発表は、顧客やパートナーが最も懸念している、管理が容易で信頼性の高いWi-Fiという2つの課題に直接対応するものです。最近利用可能になったRFスペクトルの拡張とWi-Fi 7の追加機能により、Wi-Fiネットワークの設定と最適化はさらに複雑化します。ジュニパー独自のWi-Fi 7対応AIは、自動学習を活用してチャネルと電力の設定を最適化し、手動で調整することなく、エンドユーザーと端末のパフォーマンスとエクスペリエンスを最大化します。これにより、お客様は複雑でトラブルシューティングが困難な従来のコントローラベースのアーキテクチャから脱却し、自己駆動型のAIネイティブネットワークの構築が可能になります」

※本リリースはジュニパーネットワークス本社が2024年9月19日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です。

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークスは、「接続できること」と「優れた接続体験」は異なると考えています。ジュニパーネットワークスのAI-Native Networking Platformは、AIを活用し、エッジからデータセンター、クラウドまで、最高かつ最も安全なユーザー体験を提供するために構築された独自のプラットフォームです。
詳細な情報は、以下をご覧ください。
http://www.juniper.net/jp/TwitterFacebookYouTubeJ-Net(最新情報提供サイト)

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