ジュニパーネットワークス、持続可能な次世代AIネイティブイノベーションを有線/無線アクセスに導入

稼働時間の最大化、ゼロトラストセキュリティ、Wi-Fi 7に必要なパフォーマンスとスケールを実現する Mist AI搭載の新しいEX4000シリーズスイッチをリリース。あらゆる組織の予算に応じて提供

セキュアなAIネイティブネットワーキングのリーダーであるジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、業界をリードする有線アクセス製品ポートフォリオに新たな製品を追加したことを発表しました。これにより、あらゆる規模の組織がIT運用を拡張し、リスクを事前に軽減しながら戦略的なDX推進を成功に導くことができます。今回発表されたJuniper Networks® EX4000シリーズスイッチは、現在の有線および無線アクセスのニーズを持続的にサポートするためにゼロから設計されており、革新的なAIネイティブおよびクラウドネイティブアーキテクチャを活用しています。この新シリーズは迅速な導入、稼働時間の最大化、ゼロトラストセキュリティ、運用コストの削減、Wi-Fi 7へのシームレスな移行など、卓越したDay 0、Day 1、Day 2+の有線および無線体験を提供します。

EX4000シリーズは、AIネイティブによる運用の適用範囲を拡大し、ノイズレスモデルを含むさまざまなモデルを魅力的な価格帯で提供します。これにより店舗、診療所、キャンパス、組織の支社など、より多くの拠点でAI for Networkingの独自のメリットを享受できるようになります。OPEXが最大85パーセント削減され、ネットワーク関連のトラブルチケットが90パーセント減少、オンサイトでのトラブルシューティングに伴うトラックロールが85パーセント削減されることが証明されています。

ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)と自動化による迅速な導入と設定

ジュニパーでは、EXシリーズスイッチのハンズフリー設定を実現するためにZTPを活用しています。柔軟な設定テンプレートを利用することで、数百から数千台規模のスイッチの導入エラーを最小限に抑えながら、迅速かつ大規模に進めることができます。Mist AI™モバイルアプリを活用することで、IT担当者はQRコードをスキャンするだけでスイッチの所有権の確立、名称設定、サイトへの割り当てをわずか数分で完了でき、導入がさらに加速化されます。

Mist AIによる運用の簡素化

EXシリーズスイッチは、Mist AIポートフォリオのすべてのAIOps機能をサポートしています。対話型機能、Self-Driving運用、およびMarvis Minisとのデジタルエクスペリエンスツインを備えた仮想ネットワークアシスタントMarvis®が事前に問題を特定して解決します。さらに、ダイナミックパケットキャプチャ(dPCAP)が、不要なトラックロールを排除し、特定の有線および無線の問題を迅速に検出して解決します。自動化されたワークフローを使ったカスタマイズ可能なサービスレベルによって問題をすばやく発見し、解決します。

パーペチュアルPoE(PPoE)と高速ブートによる稼働時間の最大化

EX4000シリーズは、すべてのポートでPPoEを提供し、Wi-Fi 7アクセスポイント、IoTデバイス、その他のミッションクリティカルなシステムに対して途切れることのない電力供給を実現します。また、EX4000スイッチの起動時間は非常に速く、わずか数分で起動されるため、組織全体の稼働が加速され、障害発生時でも迅速な復旧が可能です。

さらに、Juniper Mist™のクラウド固有のマイクロサービスアーキテクチャは、計画的なサービス停止を必要とせずに新機能の迅速かつ頻繁な稼働をサポートし、有線および無線ネットワーク運用の俊敏性と耐障害性を強化します。

Wi-Fi 7に特化した費用対効果の高いスケーラブルな接続性

EX4000シリーズには、12ポート、24ポート、48ポートのマルチギガビット接続、802.3bt PoE++(最大60W)、さらに革新的なバーチャルシャーシ設計のオプションを採用しており、次世代デバイスをネットワークに追加する際の高額な再配線が不要になります。そのため、高密度環境に最適なプラットフォームを実現し、Wi-Fi 7へのシームレスな移行が可能です。高性能なJuniper® AP47アクセスポイントとMist AIを組み合わせることで、Wi-Fi 7のポテンシャルを最大限に活用しながら、費用対効果の高い最新の無線技術への移行を実現できます。

独自のゼロトラストセキュリティ

新しいEX4000シリーズは、Juniper Mist Access Assuranceと連携することで、すべての接続ポイントにおいて、あらゆるデバイスの識別、認証、許可を「常時オン」で実行し、信頼済みのユーザーとデバイスのみがネットワークにアクセスできるよう検証します。Access Assuranceはポリシーの適用とアクセス検証を自動化することで従来のゼロトラスト・アーキテクチャに伴う運用の複雑さを解消し、その結果、より多くの拠点でゼロトラストアーキテクチャを大規模に導入しやすくなります。

世界規模の持続可能性の目標に対応したエネルギー効率

EX4000シリーズは、インテリジェントなファン速度調整や、未使用ポートのPoE自動無効化などのエネルギー効率を高める機能を搭載しています。これにより、ネットワークの効率を最適化しながら、企業の環境目標の達成を支援します。

AI Advanced Care Professional Servicesによる成果の加速

Juniper AI Advanced Care Professional Servicesを活用することで、EX4000シリーズの導入企業は、他社ソリューションからのシームレスな移行を含め、設計、導入、運用を加速化できます。

業界最高のAIネイティブな有線/無線ネットワークソリューション

ジュニパーは、2024年度「Gartner® Magic Quadrant™ for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure」において、「ビジョンの完全性」と、「実行能力」で最も高い位置づけであると評価されました。付属レポートの「Gartnerエンタープライズ向け有線および無線LANインフラのクリティカルケイパビリティ」では、有線および無線ネットワークにおける5つのユースケースすべてで最高スコアを獲得しました。

ジュニパーの有線および無線LANソリューションは、クラス最高水準のAPとスイッチに加え、独自のAIネイティブなクラウド型サブスクリプションサービスを提供することで、企業に最短の導入スピードと、管理が容易で、パーソナライズされた有線および無線エクスペリエンスを実現します。

お客様の声

IDC エンタープライズネットワーク担当シニアリサーチマネージャー ブランドン・バトラー(Brandon Butler)氏は、次のように述べています。

「AIネイティブネットワーキングプラットフォームを搭載したEX4000シリーズスイッチの登場は、ジュニパーのキャンパスおよびブランチ向けイーサネットスイッチファミリーの重要なアップグレードとなります。この新しいアクセスレイヤースイッチをWi-Fi 7の最新技術と組み合わせることで、EX4000シリーズがジュニパーの有線および無線ソリューション全体のシームレスな統合をサポートし、一貫した信頼性の高い体験を実現します。さらに、ジュニパーのゼロトラスト対応ポート機能は、ネットワークとセキュリティの統合において、複雑さを増加させることなく、先を見越したなセキュリティアプローチを実現しています」

ユージーン学区4Jシニアネットワークエンジニアのベン・シャピロ(Ben Shapiro)氏は、次のように述べています。

「ユージーン学区4Jの目標は、生徒、教員、職員にシームレスでレジリエントなデジタル学習環境を提供することです。ジュニパーのEXシリーズスイッチ、Mist Wired AssuranceとMarvisをネットワークに統合することで、パフォーマンスと運用効率の両方を強化してきました。そして今回、EX4000スイッチファミリーを新たに導入することで、学区全体にジュニパーのAIネイティブなスイッチングを拡大し、信頼性の向上、IT運用の簡素化、K-12教育の進化するニーズに対応できるネットワーク環境を確保しています」

ジュニパーネットワークス キャンパスおよびブランチ向け製品管理担当 副社長のサンジョイ・デイ(Sanjoy Dey)は、次のように述べています。

「EX4000シリーズは単なるスイッチではありません。AIネイティブネットワーキングの次世代において、デジタルトランスフォーメーションを推進する組織の基盤となる存在です。EX4000は、今日のネットワーク環境に組織が対応できるよう、お客様の声を反映して設計されました。俊敏性、耐障害性、セキュリティを備え、AIネイティブおよびクラウドネイティブのソリューションを通じてネットワーク運用を簡素化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるというジュニパーの理念を体現しています。没入感のある授業体験の実現や、革新的なヘルスケアの取り組みの推進など、EX4000はあらゆる規模のグローバル企業がクラス最高水準のAIOpsを容易に利用し、進化し続けるネットワーク環境にシームレスに適応できるよう支援します」

参考資料

※本リリースはジュニパーネットワークス本社が2025年2月12日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です。

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークスは、「接続できること」と「優れた接続体験」は異なると考えています。
ジュニパーネットワークスのAI-Native Networking Platformは、AIを活用し、エッジからデータセンター、クラウドまで、最高かつ最も安全なユーザー体験を提供するために構築された独自のプラットフォームです。
詳細な情報は、以下をご覧ください。
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