mac-rewrite
構文
mac-rewrite { interface interface-name { enable-all-ifl; protocol protocol-name; } } }
階層レベル
[edit protocols layer2-control]
説明
L2TP(レイヤー 2 プロトコルトンネリング)の MAC アドレスの書き換えを有効にします。
L2PT 用に設定されたサービス プロバイダ エッジ ポートがサポートされているプロトコルの制御パケットを受信すると、デバイスはマルチキャスト宛先 MAC アドレスを定義済みのマルチキャスト トンネリング MAC アドレス 01:00:0c:cd:cd:d0 に書き換え、Q-in-Q トンネル インターフェイスでパケットを送信します。パケットはプロバイダー ネットワーク上をトンネルのもう一方の端まで透過的に移動し、宛先デバイスは元のマルチキャスト宛先 MAC アドレスを復元して宛先にパケットを配信します。
異なるデバイスでL2PTに設定できるプロトコルのリストについては、 プロトコル を参照してください。
インターフェイスで L2PT を有効にしたプロトコルを確認するには、 show mac-rewrite interface コマンドを入力します。
MXシリーズルーター以外の製品でL2PTによってインストールされたMACアドレスを確認するには、 show ethernet-switching tableを参照してください。MXシリーズルーターのL2PTによってインストールされたMACアドレスを確認するには、 show bridge mac-tableを参照してください。
L2PTが設定されたMXシリーズおよびACXシリーズのルーターとEX9200スイッチでは、ネットワークトラフィックまたは設定エラーがない限り、顧客向けポートはL2PT MACアドレスを宛先アドレスとするパケットを受信しないでください。L2PT パケットを受信するこのようなインターフェイスは「無効」になり、 その後、clear error mac-rewrite コマンドを使用して再度有効にする必要があります。
残りのステートメントについては、個別に説明します。 CLIエクスプローラを参照してください。
必要な権限レベル
interface—設定でこのステートメントを表示します。
interface-control—設定にこのステートメントを追加します。
リリース情報
Junos OSリリース 9.1で導入されたステートメント。
enable-all-if
Junos OS リリース 13.3 で追加されたステートメント。
MXシリーズルーターとEX9200スイッチのJunos OSリリース13.3で導入されたPVSTPプロトコルのサポート。
EX4300スイッチのJunos OSリリース14.1X53-D10および17.3R1で導入されたステートメント。