Customer Success Story
政府の業務をサポートする、よりシンプルでスマートなネットワーク
オランダの3つの自治体の管轄する地方行政機関であるMeerinzichtは、10万人の人口を擁するコミュニティに社会サービスと行政業務を提供するにあたり、ジュニパーのAIネイティブネットワーキングプラットフォームを導入しています。
概要
会社名 | Meerinzicht |
業界 | 政府機関および非営利団体 |
使用製品 | AP32, EX4650, EX4400-24X, EX4100, Wireless(Wi-Fi)Assurance, Wired Assurance, Marvis VNA |
地域 | EMEA |
1,200
ユーザーエクスペリエンスを向上
高速で信頼性の高いWi-Fiを利用している従業員の数
2
一貫性
スイッチ構成の数(80から減少)
5
時間の節約
Mistポータルに新しいVLANを作成する際のクリック数
Meerinzichtは、フェールウェメール送水路上にあるハルデルウェイク、エルメロ、ゼーウォルデの各町にソーシャルケアと行政運営を提供しています。しかし、旧式のWi-Fi技術では、それらの業務に対応できませんでした。オフィスのWi-Fiはスタッフが使用するには遅すぎ、80台を超えるスイッチで構成されるマルチベンダーネットワークを管理する作業は手間のかかるものでした。
MeerinzichtのITリーダーは、有線および無線ネットワーキングの最新イノベーションを検討する中で、すべての場所でのユーザーエクスペリエンスを向上させ、セキュリティを強化し、ネットワーク運用を簡素化するような統合ネットワークソリューションを求めていました。
「ジュニパーはまさに私たちが求めていたものでした」とMeerinzichtの主任エンジニアであるデニス・コーク氏は述べています。「Mist AIは驚くべきものでした。」
Juniper AIネイティブネットワーキングプラットフォームは、高度なAI for IT Operations(AIOps)を提供することで、Meerinzichtが擁する1,200人の従業員に優れたデジタルエクスペリエンスを実現します。AIとMLのデータをマイクロサービスクラウドから9年以上にわたって提供するJuniper AIネイティブネットワーキングプラットフォームは、あらゆるデバイス、ユーザー、アプリケーションにまたがる全ての接続の信頼性と測定可能性、安全性を高めます。
AIネイティブネットワーキングがユーザーエクスペリエンスを最優先
新しいジュニパーAIネイティブネットワーキングプラットフォームは、市庁舎、ソーシャルケアオフィス、スポーツセンター、公園、コミュニティスペースなど、ハルデルウェイク、エルメロ、ゼーウォルデの15カ所で使用されています。
Juniper AP32無線アクセスポイントは、Juniper Mistマイクロサービスクラウドと連動してWi-Fi 6接続を提供することで、スタッフとそのデバイスに優れたエクスペリエンスを確保し、ネットワークアップグレード時のダウンタイムもありません。Mist AIはトラブルシューティングと運用を自動化すると同時に、ユーザーのサービスレベルをほぼリアルタイムで可視化します。
コアレイヤーとアクセスレイヤーには、Juniper EX4650スイッチ、EX4400スイッチ、EX4100スイッチを使用します。AIネイティブな自動化により、運用が合理化されます。
ジュニパーの仮想ネットワークアシスタント「Marvis」によって対話型AIが追加されたことで、IT運用チームは、エンドユーザーエクスペリエンスに影響を与える前に問題を事前に特定して解決できるようになり、問題の解決が迅速化されます。
スムーズな移行と簡素化された運用
Juniper AIネイティブネットワーキングですべてのロケーションを更新することは、リソースに制限のあるITチームであっても簡単です。「ユーザーに混乱はありませんでした」とコーク氏は述べています。
ジュニパーによって俊敏性、自動化、アシュアランスがもたらされ、Meerinzichtは従業員の生産性を向上させ、コミュニティの社会的および管理的なニーズを満たしながら、運用を簡素化することができます。
Mist AIがユーザーのネットワークエクスペリエンスを継続的に最適化するため、Meerinzichtのスタッフは、必要なアプリケーションやデジタルサービスに任意の場所からスピーディにアクセスすることができます。仮想デスクトップ環境は応答性が高く、ビデオ通話も明瞭です。
「無線および有線ネットワーク全体の可視性が向上しました」とコーク氏は述べています。ネットワークアクティビティを確認および理解することで、IT運用チームはネットワークパフォーマンス、セキュリティ、運用効率を向上させることができます。
「トラブルシューティングがはるかに迅速化されました。しかし、ジュニパーを導入して以来、ネットワークサポートケースはあまり発生していません」と同氏は述べています。
IT運用チームは、80台あるスイッチの異なる構成やソフトウェアアップデートを手作業で調整する必要がなくなりました。現在IT運用チームには、ネットワークサービス提供を迅速化し、手動エラーのリスクを軽減するためのコア用とアクセス用の2種類のスイッチ構成テンプレートがあります。コマンドラインで何時間も作業をする代わりに、IT運用チームはJuniper Mistポータルからほんの数秒で新しいVLANをセットアップできるようになりました。
2024年10月公開