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モニターインターフェイス
このトピックでは、個々のルーターインタフェース、インタフェースプロセス、pppdプロセスのトレース動作について説明します。
トレース インターフェイス操作の概要
個々のルーター インターフェイスの動作と、インターフェイス プロセス(dcd)の動作をトレースできます。トレーシングと複数のトレーシング操作の優先順位に関する一般的な説明については、 ルーティングデバイス用 Junos OS 運用管理ライブラリ を参照してください。
仮想ルーター解決プロトコル(VRRP)対応インターフェイスの動作については、 Junos OS高可用性ユーザーガイドを参照してください。
関連項目
個々のルーター インターフェイスのトレース操作
個々のルーター インターフェイスの動作をトレースするには、次の手順を実行します。
次のインターフェイス トレース フラグを指定できます。
all
- すべてのインターフェイス動作をトレースします。event
- すべてのインターフェイス イベントをトレースします。ipc
- すべてのインターフェイスのプロセス間通信(IPC)メッセージをトレースします。media
- すべてのインターフェイス メディアの変更をトレースします。
interfaces traceoptions
ステートメントはトレースファイルをサポートしていません。ロギングはカーネルによって行われるため、トレース情報はシステム syslog
ファイルに配置されます。
トレース操作の詳細については、「 インターフェイスプロセスのトレース操作」を参照してください。
関連項目
インターフェイスプロセスのトレース操作
ルーターまたはスイッチ インターフェイス プロセス dcd の動作をトレースするには、次の手順を実行します。
interfaces traceoptions
ステートメントでは、次のフラグを指定できます。
all
- すべての設定ログを有効にします。change-events
- 設定イベントを生成する変更をログに記録します。gres-events
—GRES に関連するイベントをログに記録します。resource-usage
- さまざまな状態のリソース使用状況をログに記録します。config-states
- 設定ステート マシンの変更をログに記録します。kernel
- 設定 IPC メッセージをカーネルに記録します。kernel-detail
- 設定メッセージの詳細をカーネルに記録します。select-events
- 選択したステート マシンでイベントを記録します。
デフォルトでは、インターフェイス・プロセス操作は dcd という名前のファイルに配置され、トレース情報の 1 MB ファイルが 3 つ維持されます。
トレースの一般的な情報については、 ルーティングデバイス用 Junos OS 運用管理ライブラリのトレースとロギング情報を参照してください。