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トレースとロギングの操作
トレースおよびログ操作により、スイッチで発生するイベント(通常の動作とエラー状態の両方)を追跡したり、スイッチによって生成されたパケットまたはスイッチを通過したパケットを追跡したりできます。トレースおよびロギング操作の結果は /var/log スイッチの ディレクトリに保存されます。
Junos OS では、以下のプロセスのリモート トレーシングがサポートされています。
chassisd:シャーシ制御プロセス
eventd - イベント処理プロセス
cosd - サービスクラスプロセス
リモート・トレースは、[edit system]
階層レベルで tracing
ステートメントを使用して設定します。
tracing
ステートメントは、QFX3000 QFabric システムではサポートされていません。
スイッチ上の特定のプロセスのリモートトレーシングを無効にするには、 [edit process-name traceoptions]
階層レベルで no-remote-trace
ステートメントを使用します。
ロギング操作では、UNIX syslogd ユーティリティと同様のシステム ロギング メカニズムを使用して、インターフェイスのアップ/ダウンやスイッチへのログイン/ログアウトなど、システム全体の高度な操作を記録します。これらの操作は、[edit system]
階層レベルで syslog
ステートメントを使用し、[edit ethernet-switching-options]
階層レベルで options
ステートメントを使用して設定します。
トレース操作では、パケット転送やルーティング情報など、スイッチの動作に関する詳細が記録されます。トレース操作は、 traceoptions
ステートメントを使用して設定できます。
traceoptions
ステートメントは、QFX3000 QFabric システムではサポートされていません。
スイッチ構成のさまざまな部分でトレース操作を定義できます。
SNMP エージェント アクティビティ トレース操作 - スイッチ上の SNMP エージェントのアクティビティのトレースを定義します。SNMP エージェント アクティビティのトレース操作は、
[edit snmp]
階層レベルで設定できます。グローバル スイッチング トレーシング操作 - すべてのスイッチング操作のトレースを定義します。グローバル スイッチング トレース操作は、
[edit ethernet-switching-options]
階層レベルで設定します。プロトコル固有のトレース操作:特定のルーティング プロトコルのトレースを定義します。プロトコル固有のトレース操作は、
[edit protocols]
階層で設定します。プロトコル固有のトレース操作は、globaltraceoptions
ステートメントで指定した同等の操作をオーバーライドします。個々のルーティング プロトコル エンティティ内のトレース操作 - 一部のプロトコルでは、より詳細なトレース操作を定義できます。例えば、ボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)では、ピア固有のトレース操作を設定できます。これらの操作は、同等の BGP 全体の操作を上書きします。ピア固有のトレース動作を指定しない場合、ピアは、まず BGP 全体のすべてのトレース動作を継承し、次にグローバル トレース動作を継承します。
インターフェイス トレーシング操作 - 個々のインターフェイスおよびインターフェイス プロセス自体のトレースを定義します。インターフェイス トレース操作は、
[edit interfaces]
階層レベルで定義します。リモートトレーシング—システム全体のリモートトレーシングを有効にするには、
[edit system tracing]
階層レベルでdestination-override syslog host
ステートメントを設定します。これは、トレースを収集するシステムログプロセス(syslogd)を実行しているリモートホストを指定します。トレースは、 /etc/syslog.conf の syslogd 設定に従って、リモートホスト上のファイルに書き込まれます。デフォルトでは、リモート・トレースは構成されていません。特定のプロセスのシステム全体のリモートトレーシング設定を上書きするには、
[edit process-name traceoptions]
階層にno-remote-trace
ステートメントを含めます。no-remote-trace
が有効になっている場合、プロセスはローカル トレースを実行します。トレースを収集するには、リモート・ホスト上の /etc/syslog.conf ファイルのセレクターとして local0 機能を使用します。さまざまなプロセスのトレースを異なるファイルに分離するには、/etc/syslog.confファイルの[プログラム]フィールドにプロセス名またはトレースファイル名([編集
process-name traceoptions file
]階層レベルで指定されている場合)を含めます。システム ログ サーバーがホスト名とプログラム名の解析をサポートしている場合は、トレースをさまざまなプロセスから分離できます。
コミット チェック中は、 traceoptions
設定に関する警告 (トレース ファイル サイズやトレース ファイル数の不一致など) がコンソールに表示されません。ただし、これらの警告は、新しい設定がコミットされると、システム ログ メッセージに記録されます。